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ベトナム株コラム
次はここだよ新興国投資術

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 ベトナムの現状

 ベトナムがポストBRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国)として注目されています。

 1.中国の経済成長の原動力となった沿岸工業地帯に沿って南方にベトナムが位置しているため、
   中国の人件費高騰による生産拠点のシフトが起きています。最近ではベトナムに進出する企業
   が後を絶たなくなっています。例えば、インテルがベトナムに世界最大規模の生産拠点を建設
   しています。

 2.海底油田・天然ガスを中心とした産油国で、新興国の経済発展に起因する原油価格上昇の恩恵
   を受けています。

 3.全人口に占める20、30代の若い労働力が半分を占めており、将来の消費市場が非常に有望
   です。

 4.強固な政治体制(トロイカ体制をとり、北部・中部・南部の地域的バランスを保ち、権力の一
   極集中を避けています)が上げられます。

 5.2007年のWTO(世界貿易機関)への正式加盟により、輸入関税の引き下げ、サービス分
   野の市場開放を進めています。
 
 6.1986年から継続しているドイモイ改革路線が、ようやく実を結び始めてきています。
 

基本データ



情報元:外務省

 株価情報の検索

 1.ベトナム株の情報サイト
  ・ベトナム株情         ベトナム株情報が体系的に掲載されており、初心者からベテランまで必見です。
  ・ベトジョー ベトナムニュース  ベトナムのニュースサイトで、「特集コーナー」には役に立つ情報が満載です。

  ・ALLABOUT外国株     企業訪問レポートや投資のコツを戸松信博氏が伝授しています。
  ・ベトナム株について       「Asian Stock's World」のベトナム株基礎情報のページです。 
  ・ベトナム株の基礎知識      ベトナム株の魅力と基礎知識を紹介しています。

  ・ジェトロ            ベトナムの統計資料や情報源を紹介しています。
  ・ベトナム株掲示板        銘柄の意見交換や証券会社についての掲示板です。
  ・ベトナム株投資で作ろう3億円  ベトナム株のブログで、個別株の見どころなど内容が充実しています。

  ・ユナイテッド・ワールド証券   早い時期に「ベトナム民営化ファンド」を立上げ、驚異的な実績を上げています。
  ・キャピタル・パートナーズ証券  ベトナムの成長企業に重点的に投資するファンドを提供しています。
  ・アジアンバリュー        タイ・ベトナムを中心とした経済情報専門のインターネット出版社です。

 2.ベトナムの企業情報
  ・ベトナム株価指数(VN−Index)
  ・ベトナム企業情報


 売買注文

 オンライン取引は未整備のため、メール又はファックスで行います。

 1.ベトナムの証券取引所
  ・ホーチミン証券取引所 
   109銘柄が上場し、時価総額は1兆7000億円。東京証券取引所の400兆円と比較すると約1/200の規模。代表指数
   はVN指数で、構成ウェートの30%を乳業メーカーのビナミルクと民間商業銀行のサコムバンクで占めています。
   単位株は10株で、最近は取引金額も増大しており、1日で60〜70億円の取引が行われています。
  ・ハノイ証券取引所    
   86銘柄が上場し、時価総額は5600億円。単位株は100株で、取引はザラ場方式で取引量が非常に少ない日本のジャスダ
   ックにあたります。

 2.投資タイミング
  ・上場株を買う
  ・店頭市場(OTC銘柄)を買う
  ・IPOに参加する


 ベトナム株ファンド

 1.追加型〜いつでも購入・換金が可能
  ・フェイムーアイザワトラストベトナムファンド
  ・JPN・VISTA5ファンド

 2.単位型〜運用開始後は購入・換金が不可
  ・ベトナム民営化ファンド投資事業匿名組合
  ・ベトナムファンド2006−11

 3.会社型
  ・ベトナム・ドラゴン・ファンド・リミテッド


 儲けるためのポイント

 1.有償増資と無償増資

 2.開発途上国の株式投資は必ず長期投資で(利ざやを稼ぐ方法は大きな
   儲けを逃してしまいます)

  ・余裕資金で株を購入します。
  ・市場や銘柄を徹底的に研究してから。

 3.時価総額の大きい銘柄を狙う

 4.株価2倍で半分売り、暴落で買い戻す雪だるま投資法(新興国の株
   式投資にはピッタリです)
  ・株価が2倍になったら、保有株の半分を売って得た資金で暴落した時
   に株を買う。

 5.ベトナム株式相場の一般的な値動きの傾向
  ・結論としては、夏場に買い場がきます。夏場に底をつけ、秋口から上
   昇を開始し、決算発表がある3〜4月ごろまで上昇します。


 財務データのチェック

 次の5つの指標をチェックします。

 1.負債額
  ・目安として、自己資本比率が50%以上あれば安全です。

 2.一株あたりの利益(EPS)
  ・業績のいい企業がPER5倍以下であれば、買いです。

 3.一株あたりの純資産(BPS)

 4.配当利回り

 5.利益成長率


 ベトナム株注目銘柄 

 1.--- バオベト保険 
  ・ベトナム最大の保険会社で、1965年の設立当初から保険業務を独占的に手掛ける。中国株の中国人寿保険に相当します。
  ・保険業界は長期的な成長が期待できる半面、競合が激化してきていますが、バオベト保険がベトナムを代表する保険会社に成長す
   ることは確実です。

 2.REE リー冷蔵電気工業 ホーチミン市場 
  ・1977年に国営企業として設立され、2000年にサコム通信ケーブルと共にベトナムで初めて株式上場しました。
  ・冷凍機製造会社ですが、現在では不動産や投資事業からの収益が大半を占めています。今後は電力事業に進出する予定です。

 3.ACB アジア株式商業銀行 ハノイ市場 
  ・ベトナム最大の民間商業銀行で、国営四大銀行に次いで5位です。
  ・現実的には外国人枠の上限30%まで買収されているため、個人投資家が買うのは至難です。しかし、将来的に外国人枠が撤廃さ
   れる見通しです。

 4.FPT FPT ホーチミン市場 
  ・ベトナムで最大手のIT企業で、当初は国有企業として設立され2002年に株式会社化されています。
  ・主力事業はシステムインテグレーション、携帯電話・情報通信機器の販売、インターネットサービスです。2006年12月の時
   点でPERは93倍ですが、株価が下がれば狙い目です。

 5.SJS ソンダ工業団地・都市投資開発株式会社(スディコ) ホーチミン市場 
  ・2001年に設立され、2003年に株式会社化した不動産会社です。
  ・今後株価が下落し、予想PERが10倍以下になれば、買いでしょう。

 6.STB サイゴン商信株式商業銀行(サコムバンク) ホーチミン市場 
  ・1991年に設立された民間株式銀行です。2001〜2005年は年率60%超という高度成長を遂げています。
  ・5年、10年というスパンでは成長力が大きいので、現時点の株価で買い長期保有したい。2006年12月現在、外国人持ち枠
   規制の30%まで買われているため、買うことができません。この規制は将来的には緩和される方向です。

 7.VNM ベトナム乳業株式会社(ビナミルク) ホーチミン市場 
  ・ベトナムを代表する乳業メーカーです。ベトナムの乳業業界は、黎明期にあるため長期的に大きな成長余力を有しています。
  ・長期的には、成長が持続しますが、PERが20倍以下になってから、買っていきたい銘柄です。

 8.--- ベトナム電力総公社  
  ・ベトナムの発電、送電、電力販売の80%を担っています。電力業界は競合がないため、経済成長の恩恵を享受できます。
  ・長期的に大きな成長が期待できますので、IPOの際には、是非取得したい企業です。

 9.SAM サコム通信ケーブル ホーチミン市場 
  ・1986年に設立されたベトナム最大の通信ケーブルメーカーです。
  ・2006年12月時点の予想PERは38倍ですが、今後の高い成長率を考慮すると株価が下がったときは、是非買いたい銘柄
   です。

10.PVD ペトロベトナム・ドリリング ホーチミン市場 
  ・ベトナム石油ガス総公社の子会社で、油田探査や採掘を行っています。
  ・時価総額が約270億円と非常に大きく、VN指数の構成ウェートが高い(約8%)銘柄ですから、機関投資家の買いが入れば
   株価は大きく上昇します。2006年12月時点で、PERは14倍で割安な銘柄です。

11.CII ホーチミン市インフラ投資社 ホーチミン市場 
  ・ホーチミン市の大型インフラ建設と運営を行っています。インフラ株は競合がないため、安定かつ高成長の銘柄です。
  ・長期的に安定した成長が期待できますが、2006年12月現在、株価が高騰しており、予想PERは32倍です。

12.GMD 総合フォワーディング ホーチミン市場 
  ・1990年に設立され、1993年に株式会社化したコンテナ港湾会社です。
  ・今後の経済発展に伴い、コンテナ輸送が伸びることは間違いありません。2006年12月時点の予想PERは34倍ですので
   、20倍以下になるまで待ちましょう。

13.VFMVF1 ベトファンドマネジメント1 ホーチミン市場 
  ・サコムバンクとドラゴンキャピタルで作られた投資運用会社です。個人投資家が買えない未公開株投資をしています。
  ・未公開株投資はハイリスク・ハイリターンですが、銘柄を分散しているので、おもしろいかもしれません。



【参考文献】
 ・「ベトナム株 中国株に続く新興国株の成功法則」 戸松信弘著 アスペクト刊 
 ・「口座開設から、銘柄選び・儲け方まで ベトナム株完全投資ガイド」 アジアンバリュー編著 日本実業出版社刊 
 ・ベトナム株総研.COM
 





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